STORY

秋風が肌寒く感じ始める季節、主人公の久世大地は、義妹の美空や幼馴染の穂波とともに八雲学園に通いながら平凡な日常を過ごしていた。 毎年恒例の文化祭が近づく中、所属している郷土史研究会に向かう廊下で一人の女の子に目を奪われる。 女の子の髪と瞳の色 骨の白と――血の紅 日常とはかけ離れた二つの色彩に目を奪われたのも束の間。 一瞬後にはまるで幻であったかのように女の子は消え去っていた。 翌日、再び大地は彼女に出会った。 そして、この出会いが大地を非日常へ引きずり込んでいく。